桑茶ストーリー

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選抜選挙1位を獲得した「いますぐ桑茶」生産者ハンさん夫婦の桑茶に対する思いと友情のお話です。

「市川三郷町」

山梨県西八代郡市川三郷町は甲府盆地の南西に位置し、南アルプスを源流とする釜無川と、秩父山系を源流とする笛吹川が合流し富士川となる東岸に位置している。
四季折々の自然が楽しめる四尾連湖や芦川渓谷、歌舞伎文化公園、ぼたん回廊や桜の名所、花火、和紙、はんこで有名な町。
標高550mの雲海が漂う山保で「一瀬桑」というかって地域を支えた桑の葉を「健康茶」としてつくり始め、桑畑を再生することで地域活性に真剣に取り組むハンさんとみきさん夫婦のお話。


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「一瀬桑」

市川三郷町山保はかって養蚕で栄えた村。
市川三郷町発祥の一瀬桑は葉が大きく葉肉が厚いため養蚕に不可欠な桑の最良品種として全国に普及し、日本の養蚕を支えていました。
その貢献が認められ一瀬桑の原木は山梨県指定の「天然記念物」として大切に保存されています。
しかし中国から安い絹の輸入による国産絹の需要の低下とともに養蚕農家は激減し、農業人口の減少や高齢化に伴い地域の活力が失われていきました。
同じく山保でも代々育てられてきた「一瀬桑」は養蚕農家の減少とともにその使い道がなくなっていきました。


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「桑の葉茶と信頼」

桑が持つ力の可能性に魅力を感じていたハンさん夫婦は、この村に2008年移住してきました。この一瀬桑を使い「桑の葉茶」を作り始めました。
しかし、突然移住してきた2人を村の人たちは当初「よそ者」扱いでした。
2人は冠婚葬祭や地域の運動会など村の行事にも積極的に参加して徐々に溶け込んでいきました。
そして転機が訪れます。長田英俊さんとの出会いです。長田さんは長年養蚕に携わっていた桑に対する熱い思いがあり、桑の葉の栽培技術をもつ生産者の一人。
長田さんはハンさんにこの村での桑の歴史や、思いを伝え、良質な桑の葉栽培の技術も教えてくれました。


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「再生と絆」

桑のことを教えてくれた長田さんが亡くなったことをきっかけに、長田さんの桑畑を山にする(自然に戻す)という話を聞き、ハンさん夫婦は長田さんの桑畑に対する思いを引き継ぎ、管理することを決意しました。
それをきっかけに、あちこちで荒れている桑畑の再生にも取り組み始めました。
暑い日も、雨の日も、風が強い日も桑畑に出て作業をするその真剣な姿に村の人たちからも信頼され「絆」が育っていきました。


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「桑畑が夢見ること」

~あなたの元気な笑顔が大好きです~
桑の葉茶を手に取る人、関わったすべての人が健康で笑顔溢れる毎日を送ること。
ふたたびこの村が生命力溢れる桑の木でいっぱいになること。
この村から全国に。世界に桑の葉茶をお届けすること。
荒れている畑が再生された桑畑になり、高齢化が進む村になるように桑畑では桑の苗を10万本植える計画を町と地域と連携して取り組んでいます。


to be continued・・・




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